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    • 2015.01.01 Thursday
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    2014年第2回写生会

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      blog20140131a
      blog20140131b
      本日、2014年第2回写生会を行いました。
      本日は午前中に病院2か所を回らなければならず、午後からの写生会になりました。場所は京都府立植物園で、描いたのはいずれもツバキの園芸品種「元日」「淡色太郎庵」「加賀佗助」「数寄屋」です。

      正直、午前中の病院は検査、検査の連続で、疲れていたのですが、その病院の近くに植物園があるので、せっかくだから病院が終わったら植物園に寄ろうと、画材を抱えていきました。

      今日は暖かく、いい天気で、普通の冬の服装で十分スケッチができました。おかげでツバキの種類も第1回の時より多く見られました。もっと描きたいぐらいでしたが、時間もなくこの4種類を色鉛筆で描きました。

      そのあと温室で開催中の洋ラン展を見に行って、ここは写生禁止だったので写真を撮りまくって帰りました。

      今度は出来ればお寺と椿の風景が描きたいのですが、時期的にもう少し先かなあ、と思っています。


      最後に個展のお知らせ。
      ★矢田明子個展「きらきら星」
      会期:2014年3月27日〜3月31日、11:00〜19:00(最終日17:00まで)
      会場:ギャラリー幹(京都府京都市中京区上瓦町52−5)


      「ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッション」(兵庫県立美術館)

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        blog20140126

        (画像は展覧会のフライヤーです)
        本日1/26、兵庫県立美術館にて「ポンピドゥー・センター・コレクション フルーツ・オブ・パッション」展を鑑賞しました。この展覧会は2014/3/23まで兵庫県立美術館にて開催されます。いま詳しい内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。

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        現代美術にはいつも興味がある。私と同じ世代を生きている人が、何を見つめ、何を思い、何を創っているかに興味があるし、勉強になることがいっぱいあるからだ。
        この展覧会ではこの10年の間にポンピドゥー・センターにある国立近代美術館に加わった、言ってみれば最新のコレクションを主に展示するという、迷わず、この展覧会を今年初の美術館における美術鑑賞として鑑賞することに決めた。

        展示室に入った途端に、お、と思った。一見、一面にただ1色塗りつぶしたような絵の数々。しかしそれらはよく見れば、塗りむらがあったり筆のあとが生々しく残っていたり。色が黒でも色合いがあったりする。私の中で「描きたいなあ」という気持ちが膨らんだ。
        これらの絵は、その後の作家に影響を与えた一世代前の作家の作品であった。

        そして最新のコレクションから選りすぐった「フルーツ・オブ・パッション」、作家は多種多様な表現で、自らの関心や思いを形にしている。

        例えば、マグナス・フォン・プレッセンの「階段」は、階段にも見えるが、怪獣の頭部にも見える荒々しい描写の絵で、私に訴えかけてくるものがあった。それからファラー・アタッシの「作業場」は、赤や青や水色のタイル状の色面が散りばめられ、可愛い作業場の絵が描かれ、きれいで愛くるしさを感じた。また、イザ・ゲンツケンの「無題」は細長い色とりどりのガラス板が集められ、それはまるで建築物のようで、彫刻の枠にとらわれないものだった。

        さらに、ハンス=ペーター・フェルドマンの「影絵芝居(パリ)」は彼が集めたおもちゃを乗せた台を回して光源を当てた作品で、複雑に絡み合う影がとても幻想的かつノスタルジックで、作者のこだわりを見る思いがした。そして、フライヤーの写真にも使われているエルネスト・ネトの「私たちはあのときちょうどここで立ち止まった」はまるで何かの生き物のように、糸をひいたように塊がぶら下がり、その塊には香りがいっぱい詰まっていて、野生の生き物のような魅力を放っていた。

        全体的に「フルーツ・オブ・パッション」の作品はその前の世代と比べてより表現が多様で、より私たちの感性を揺さぶろうという力が強く感じられた。そして私にとっては、このところガス欠気味だった創作意欲が再び大きく湧いてきたことが一番嬉しかったことだ。やはり、作品を創る(アウトプット)ためにはそれなりにインプットが必要なのだなと、いつも痛感することだが今回もあらためて感じた。










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        最後に個展のお知らせ。
        ★矢田明子個展「きらきら星」
        会期:2014年3月27日〜3月31日、11:00〜19:00(最終日17:00まで)
        会場:ギャラリー幹(京都府京都市中京区上瓦町52−5)

        JUGEMテーマ:展覧会


        1月の絵手紙

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          etegami2014-1
          今日は朝起きると雪が降っていてびっくりしました。そしてベランダから見える家の屋根を見ると雪が積もっていました。寒いけれどもなんとなくテンションがあがって、明るくなってから外へ出てあたりを散歩しました。自動車にも自転車にも木々にも雪が積もって、いつもと違う景色でした。特に近くのイチョウの木が林立する公園はすごく冬らしい景色で感動しました。私はここであたりの雪を集めて雪だるまを作りました。小さいのしかできませんでしたが。そして壬生寺まで行きました。植えてあるサザンカの花が雪化粧できれいでした。そしてお地蔵さんも雪をかぶっていて寒そうでした。

          1月の絵手紙は、雪だるまをモチーフにした絵手紙です。私が実際作った雪だるまは小さくて帽子やマフラーをつけることができませんでしたが、この絵手紙では帽子とマフラーをつけてみました。皆様に送ります。


          2014年第1回写生会

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            blog20140117a
            blog20140117b
            blog20140117c
            本日、2014年第1回写生会を行いました。
            場所は京都府立植物園です。
            描いたのは上から、ソランドラ・マキシマ、ブルボフィルム・グランディフロルム、ツバキ「白佗助(しろわびすけ)」、ツバキ「雛佗助(ひなわびすけ)」です。

            ここ数年たくさん写生会を重ねてきても、やはり第1回というのは緊張するもので、まして季節は真冬。防寒対策は念入りに行いました。

            かなりいっぱい着込んだおかげで植物園へ向かうバスの中では暑いくらいでしたが、植物園に着くと寒い寒い。少し早く着いたので、暖かいお茶を飲んで、まずは温室へ入りました。

            温室ももう何回も入っていますが毎回見たことのない花を見つけますね。まず描き始めたのはソランドラ・マキシマという花です。メキシコ原産の、ナス科のつる性の木で、黄色い大輪の花を咲かせます。この花をまず、鉛筆に慣れるために描きました。大輪ということで、画面いっぱいに黄色い花を色鉛筆で描きました。

            続いて温室内を歩き回ると、変わった花を見つけました。ブルボフィルム・グランディフロルムと書いてありました。形がランみたいだなと思ったらやっぱりラン科の植物でした。スマトラ島からニューギニアに生息するそうです。変わっていてきれいだなと思ってこれも描きました。これは透明水彩を使って描きました。しかし今一つこの花の美しさを表現しきれず、ちょっと残念でした。

            温室を出て昼食をとった後、さらにもう1枚ずつ上下に服を着込んで、いよいよツバキ園へ行きました。早咲きのツバキが咲き始めているという情報を得ていたからです。行ってみると「白佗助」が既に満開でした。この花はすごく咲くのが早いのです。そして可愛い花です。この花は色鉛筆で描きました。

            白佗助を描いた後、ツバキ園を少し回ってみました。既に7、8種類は咲き始めていたでしょうか。ずいぶん早いなあと思いました。そんな中から次は「雛佗助」を描いてみました。佗助でそろえてみました。

            雛佗助は白佗助よりもさらに小ぶりのピンクの花で、その特徴をどう描き上げるかに苦心しました。これは透明水彩で描きました。ピンクのいい色が出て、今日描いた中では一番よく描けたと思います。

            佗助(わびすけ)と呼ばれるツバキの園芸品種は何種類かあります。特徴は、葯(おしべの先端の花粉を作るところ)が退化していることです。それから、花が開ききらないものが多いです。白佗助は白色一重の猪口咲き、雛佗助は桃色一重の猪口咲きです。

            佗助という呼び名の由来は諸説あるようですが、薄田泣菫の「侘助椿」から一部引用します。
            「この椿が侘助といふ名で呼ばれるやうになつたのについては、一草亭氏の言ふところが最も当を得てゐる。それによると、利休と同じ時代に泉州堺に笠原七郎兵衛、法名吸松斎宗全といふ茶人があつて、後に還俗侘助といつたが、この茶人がひどくこの花を愛玩したところから、いつとなく侘助といふ名で呼ばれるやうになつたといふのだ。」

            ツバキは奥深いです。花はもっと奥深いです。そんなことを思った写生会でした。





            最後に個展のお知らせ。
            ★矢田明子個展「きらきら星」
            会期:2014年3月27日〜3月31日、11:00〜19:00(最終日17:00まで)
            会場:ギャラリー幹(京都府京都市中京区上瓦町52−5)


            絵描き初め

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              blog20140103
              昨日から書き初めならぬ絵描き初めをしました。といっても昨日は下地作りに時間を費やし、今日から本格的に描き始めました。50号の絵を描き始めました。
              50号なんてうちには大きすぎて部屋の中で描けず、ベランダで描きました。でも今日はいい天気。防寒はしっかりして、刷毛でエイヤッと描きなぐりました。そして毛糸を束ねて貼り込みました。なんとかサマになったかな、かなり強引に描いた感じです。
              それにしても、青空の下で気持ちよかったー。お昼は暖かくてこれまたよかったです。写真はその50号の絵のごく一部です(都合により全体は見せられません)。まだまだこれから加筆修正しますよー。今年最初にこんなに気持ち良く描けるなんて、幸先よし、という感じです。

              では個展のお知らせ。
              ★矢田明子個展「きらきら星」
              会期:2014年3月27日〜3月31日、11:00〜19:00(最終日17:00まで)
              会場:ギャラリー幹(京都府京都市中京区上瓦町52−5)

              (これから個展終了まで、ブログ書くたびに最後に個展情報を書きます。もっとも、ブログ自体毎日は書かないのでどうかお許しを)


              新年のご挨拶

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                2014nenga-noname
                あけましておめでとうございます。先ほど初詣を済ませて帰宅してこれを書いています。昨年は本当に色々な人にお世話になりました。おかげ様で好きな絵をたくさん描くことができました。

                昨年は頑張り過ぎて、最後は寝込んでしまったので、今年は休む時は休みつつ、絵を描き続けたいと思います。

                そして3月には個展があります。今回も気合いが入っています。たくさんの方に私の絵を見ていただきたいです。

                ★矢田明子個展「きらきら星」
                会期:2014年3月27日〜3月31日、11:00〜19:00(最終日17:00まで)
                会場:ギャラリー幹(京都府京都市中京区上瓦町52−5)

                本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


                JUGEMテーマ:新年の挨拶 明けましておめでとうございます


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