お久しぶりです。しばらく休養していましたが、おかげ様で徐々に調子も戻ってきているようです。とはいえまだまだ療養中。今日はそんな中、きれいな空気を吸って、スケッチもしたいなあと思い、京都府立植物園にて2013年第44回写生会を行いました。
さすがに園内は花が少なかったですが、春を迎える準備がなされていました。少ない中でもジュウガツザクラが可愛い花を咲かせ、ロウバイも咲き始めていました。しかしもう寒いので今日は観覧温室の中でスケッチをしました。
描いたのは、Bulbophyllum Elizabeth Ann 'Bucklebury'(画像上)とカエンカズラ(画像下)です。
観覧温室の中はポインセチア展は開催されていて、赤やピンクや白の見事なポインセチアが展示されていましたが、そこではスケッチすることはできませんでした。そこで他の花を探し回っていたところ、えんじ色の縞模様が入って手かイカの足みたいな奇妙な花を見つけました。なんかすごく不気味で、心ひかれたので、これを描くことにしました。
Bulbophyllumはラン科の植物です。本当に、ランという花は形が本当に多種多様で、いくら描いても飽きないです。ただ、これは色鉛筆で描いたのですが、花の不気味さをもっと強調したかったです。この花はいつか油彩かアクリルで描きたいですね。
描いたあと、まだ時間があったのでもう1つ花を描こうと思いまた温室内を探し回りました。そしたらカエンカズラが咲いていました。ブラジル原産で、本当に炎が四方八方に噴き出しているような花です。この花はまだ描いていなかったような気がするので、これも描きました。色鉛筆で描きましたが、さすがに疲れたか、少し雑になってしまいました。
今日は2枚で描き終わりました。今年の写生会は多分これで終わりになると思います。44回とは、我ながらたくさん写生会やったなあと思います。来年は個展を控えているので、こんなにたくさん出来ないと思いますが、時間があればまたやっていきたいと思います。