本日、2013年第37回写生会を行いました。
本日は兵庫県明石市にある林崎漁港にて、久しぶりに漁港の風景を描きました。
自宅から林崎漁港まで、JRの新快速を使えば速いかなと思ったのですが高くつくかなあと思い、阪急で新開地まで行ってそこから山陽電車の特急に乗り明石で乗り換え、2駅先の林崎松江海岸という駅で降りました。片道2時間でした。地図で見た限りではここから歩いて10分ほどとのことでしたが道を間違えてしまい、15分ほど歩いて林崎漁港に着きました。
林崎漁港はとても活気のあるところで、船が頻繁に出入りしていました。漁船がたくさん海に浮かんでいて、かっこいい船がいっぱいあったし、遠景もいい感じだったので海に落ちないように場所を取って座り込んで描き始めました。
私が描いた漁船の列は形はかっこいいのですが色は全体的に白っぽかったので、鉛筆で形をしっかり描こうと思いました。でも漁船をスケッチしているといつもあわててしまうのです。以前別の漁港で描いたときは描いている途中で船が出ていってしまったので……。今日も描いている途中でその船の持ち主と思われる人が乗ってきて、出ていくんじゃないかなあと気が気でなりませんでした。
船が白っぽいので、鉛筆で輪郭を描いたあと透明水彩で淡く着色しました。もっと立体感を出したかったのですが、白っぽい船なのでなかなか難しかったです。
スケッチを終えて、写真を撮りました。活気のある漁港はいろんな角度から絵になる風景があって、作品にしたいなあと思います。そして、特筆すべきは漁具や機械類がすごく多かったことです。こんなのも絵にしたい!という私はちょっとマニアック?そして、倉庫のような水産加工場やその中にある洗浄場、海苔活性貯蓄タンク(海苔の加工場があるようです)。あと5回くらい通い詰めて、「林崎漁港」というシリーズで20点ぐらい作品を創りたいと思った、そんな素敵な漁港でした(実際はとてもそんなことできませんが……交通費、すごくかかったし……)。
そしてすぐ隣には砂浜が。夏は海水浴場にもなる林崎海岸がありました。もう海水浴シーズンは終わっているので、地元の人と思われる家族連れなどが海辺で遊んでいるのどかな光景をしばしの間眺め、帰途につきました。
ほんとに港シリーズ描きたいなあと思いました。描いたら誰か買ってください(笑)。