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    • 2015.01.01 Thursday
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    2012年第10回写生会

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      本日2012年第10回写生会を開催いたしました。
      4月末で早くも目標にしていた10回を達成しました。
      場所は京都府立植物園で、描いたのはクマガイソウ(画像上)とユキモチソウ(画像下)です。

      京都府立植物園に入ると「見どころ案内」の紙が配布されており、それを見るといま見頃の植物の名前と花の形、園内のどこに咲いているかがわかるようになっていて、私は入園すると必ずそれを頂いてから園内をまわります。

      この「見どころ案内」は京都府立植物園のホームページからも見ることができ、たまたま一昨日ホームページを覗いてみたらクマガイソウが見頃と書いてあるのを発見しました。

      クマガイソウは図鑑で見て、変わった花だなあ、是非見てみたいとずっと思っていた花です。山登りをよくしていた頃でもクマガイソウは見かけませんでした。植物園でもなぜか時期を逃していて見ることができずに今日に至りました。これは是非見たいと思い、今日朝一番から植物園に行きました。

      クマガイソウの生えている場所は「見どころ案内」によると植物生態園のエリアでした。春になってからよく野草を描いているところです。いつもお目当ての植物を探すのに苦労するんですが今回も苦労しました。シャクナゲが咲きほこる中でようやく群れをなして生えているクマガイソウを見つけて、早速座り込んで描きました。

      クマガイソウはラン科の植物で、花の形を熊谷直実(平家物語にも出てくる武将)が背負った母衣(ほろ、後ろからの矢を防ぐために風船のように大きくふくらませた布)に見立てたことからこの名前がついているそうです。

      ぷっくり膨れた花の姿がよく目立ち、つくづく自然の造形は素晴らしいなあと思いながら描きました。

      クマガイソウを描き終わってふと近くを見ると、茶色い炎のような花を咲かせたこれまた変わった植物が生えていました。これも初めて見る花なので描くことにしました。名札がなかったのですがちょうど植物園の職員の方が通りかかり尋ねたところ、ユキモチソウとのことでした。

      クマガイソウもユキモチソウも環境省のレッドデータブックで絶滅危惧II類とされております。自生地など大切にしてほしいなあと思います。


      芸術倶楽部亀甲堂+鶴丸帽子店 展示即売会 ご来場御礼

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         昨日をもちまして芸術倶楽部亀甲堂+鶴丸帽子店 展示即売会は終了いたしました。
        期間中はたくさんの皆様にご来場いただきました。
        ご来場の皆様に厚く御礼申し上げます。
        私は今回は少しだけ会場におりましたが、皆様に絵をご覧いただいたことをとても嬉しく思います。むかし手作り市などに出張して絵を売っていた頃のことを思い出しましたね。

        またこのような……いや次はもっとパワーアップした展示即売会を計画しておりますので、ご期待くださいね。



        明日4/25から芸術倶楽部亀甲堂+鶴丸帽子店 展示即売会です

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          blog20120403a
          blog20120403b
          私がいつもお世話になっております芸術倶楽部亀甲堂さんと鶴丸帽子店さんの展示即売会がいよいよ明日4/25から始まります。私も出品いたしますので再度告知いたします(DMの画像を載せておきます)。

          ★芸術倶楽部亀甲堂+鶴丸帽子店 展示即売会

          期間:2012/4/25(水)〜4/29(日) 11:30〜20:00
          会場:喫茶雨林舎 2階ギャラリー(京都市中京区西ノ京小倉町22-12、JR 嵯峨野線 / 京都市営地下鉄 東西線 二条駅 より徒歩 5分)
          会場の喫茶雨林舎のホームページはこちら

          参加作家&デザイナー

          Mr.OKUDA
          hatter KAZ
          林あゆみ
          林耕平
          森川峰陵
          矢田明子(←私です)

          絵画、帽子、アクセサリー、レザークラフトなど幅広いジャンルの作品を展示即売します。
          私はCG、水彩画、アクリル画と色々な技法で描いた作品を出品します。
          価格もお手頃です。
          是非お越しくださいませ!


          「すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―」(京都国立近代美術館)

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            4/21に京都国立近代美術館にて「すべての僕が沸騰する―村山知義の宇宙―」展を鑑賞しました。この展覧会は2012年5月13日まで京都国立近代美術館で開催された後、2012年5月26日から7月1日まで高松市美術館、2012年7月14日から9月2日まで世田谷美術館にて開催されます。いま内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。





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            私は一時期絵本の原画などの展覧会をよく見に行っていた時期があるので、その中で村山知義の童画を見たことはあった。だが村山知義は実は絵画、ダンスパフォーマンス、舞台芸術、建築、グラフィックデザイン、さらに戯曲や小説、評論の執筆など多彩なジャンルで活躍し「日本のダ・ヴィンチ」と称されるほどの芸術家である。その全貌は私は今までよく知らなかったので、この大規模な回顧展を見る機会を逃すまいと朝一番に美術館へ行った。

            展示は『I 前兆:1920』『II 伯林:1922』『III 沸騰:1923-1931』『IV こどもたちのために:1921-1976』『V その生涯:1901-1977』の5章に分かれ、特に「マヴォ」など前衛美術で活躍していた時期の作品・資料と、童画作品の展示が大きなウエイトを占めていたように思う。

            『I 前兆:1920』は、ベルリンへ渡航する直前で、村山知義という芸術家が生まれる背景の紹介として、この頃頭角を現した日本の芸術家として神原泰、東郷青児、柳瀬正夢など、またこの頃ロシアから来日して展覧会を開き、大きな反響を呼んだ自称「ロシア未来派の父」ダヴィト・ブルリュークとヴィクトル・パリモフなどヨーロッパの同時代の美術作品が展示されていた。

            1922年2月初め頃、21歳の村山は単身ベルリンに到着し、当時の前衛芸術を目の当たりにし、次々に対象を変えながら新しい刺激をたくさん吸収していった。『II 伯林:1922』ではベルリン滞在中に影響を受けたワシリー・カンディンスキーやパウル・クレー、ジョージ・グロスなどの絵画や画集、雑誌が展示されていた。また滞在中行動を共にした和達知男や永野芳光の絵画や各種資料、その後村山自身がおかっぱ頭にして踊り始めるほど心酔した舞踊家ニッディー・インペコーフェンの映像や写真も展示されていた。一方で村山の絵画も展示されていたが、コラージュを用いた抽象的な絵画もあれば写実的な絵画もあった。これらの多彩な作品や資料を見ていると、村山はまさにベルリン滞在中に前衛から古典までを吸収し、自らの糧としていったのだなと思った。

            村山は1年と経たないうちに帰国の途につき、ベルリン体験の成果を多様なジャンルにおいて発揮し、活躍し始めた。『III 沸騰:1923-1931』では、村山が中心となり結成し、日本のダダともいうべき活動をした「マヴォ」の機関紙をはじめ多くの作品や資料が展示されていた。これらを見ると本当に八面六臂、超人的な活躍をしたんだなあと思った。絵画では木や金属や皮を貼り込んだ重厚な「コンストルクチオン」や、船着き場の伸びやかな直線が印象的な「赤い大地」が気に入った。また自ら著した「現在の藝術と未来の藝術」「構成派研究」の装丁もタイポグラフィが独特の味があって面白い。村山が訳した「女天下」の装丁は文字そのものも構成も色彩もお洒落にできていて秀逸なデザインである。さらに「朝から夜中まで」の舞台装置の模型や舞台写真を見るにつけ、実際の舞台を見たかったなあ、誰か忠実に再現してくれないかなあと思った。「マヴォ理髪店」などの建築も洒落ていた。でもやっぱり一番引き込まれたのは、機関紙「マヴォ」。それも1号から7号まですべて集めてある。みっちり構成された紙面を見て、全部欲しいと思った。展示室にはコピーをファイルしたものが置いてあって、それを見て当時の熱気を想像した。

            『IV こどもたちのために:1921-1976』は、童画作家としての村山に焦点を当てていた。この童画がまた甘ったるい可愛さでなく、お洒落な感じがしていいのである。くっきりとした線と明るい色彩、擬人化された動物のそのあかぬけた服装、古さを感じさせない。特に妻の村山籌子が文を書いた「リボンときつねとゴムまりと月」「あひるさんとにはとりさん」すごく明るくてユーモアを感じた。その他未刊行童画もとてもよく出来ていて、お話が想像できそうな絵だった。展示室には絵本も置いてあったが、ゆっくり読む時間がなかったのが残念……。「三匹のこぐまさん」のアニメーションが上映されていたので、それは見た。ナンセンスでシュールで、美術館の展示室で笑いをこらえきれなかった。

            『V その生涯:1901-1977』では、主に後半生の仕事に焦点を当てていた。後半生は主に演劇人として活躍した村山だが、絵画、舞台美術、著作、グラフィックデザインなど「マヴォ」の頃とは形を変えているとは言え衰えない創作のエネルギーを感じた。


            ベルリンであらゆる芸術を吸収し、それをこれ以上ない形で日本に持ち帰り、展開し、1920年代の日本の美術界に衝撃を与えた村山知義。その多彩な、ジャンルを横断する活躍をこの展覧会で存分に知ることができて、本当によかったと思う。


            JUGEMテーマ:展覧会



            2012年第9回写生会

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              2日連続の写生会です。今日は京都府立植物園にて行いました。
              描いたのはチューリップ畑(画像上)トキワイカリソウ(画像中)キクザキイチゲ(画像下)です。

              朝、病院へ寄ってその後直行するつもりだったので画材などスケッチに必要な荷物を持って病院へ行ったのですが、思ったより時間がかかり、少しテンションが下がり気味になって植物園へ向かったのですが、植物園に着いて北山門から入園すると色鮮やかに花が咲く花壇が目に入りまたテンションが上がりました。少し歩くとチューリップ畑があって、そこも満開の色とりどりのチューリップがひろがっていました。

              園内のカフェで軽く昼食をとったあと、先ほど見つけたチューリップ畑を水彩で描き始めました。この前の桜を描いた時と同じ水彩の道具で描き始めたのですが、筆を1本しか持ってきていませんでした。桜の時はそれでもよかったのですが、チューリップはもっともっちりした筆をもう1本持ってくればよかったと思いました。遠景は点描でもいいのですが、近景はそれなりにしっかり描きたいと思ったので。1本の筆で頑張って描いてみましたが、どうも近くのチューリップの形が単純になってしまいました。

              チューリップ畑を描き上げて、植物生態園へと向かいました。ここのところ毎週のように植物園へ行ってよく飽きないなーと我ながら思うのですが、4月はとにかく花が次から次へと咲くので飽きません。特に植物生態園は行く度にいろんな種類の花が咲いており、いつも発見があります。今日はトキワイカリソウがいっぱい花を咲かせていました。イカリソウという通りイカリにも見えるし、変わった形のきれいな花だなあと思って描いてみたらやはり変わった形だけあって描くのが難しかったです。

              そしてそのすぐそばに咲いていたキクザキイチゲも描きました。京都府準絶滅危惧種だそうです。可愛らしい花で、写真を撮っていく人もたくさんいました。

              今日は風景も描いて、花も描いて、春を満喫した1日でした。


              2012年第8回写生会はスケッチができるコンサート

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                blog20120415c blog20120415d
                本日の写生会は、久しぶりに大阪で定期的に人物デッサンやクロッキーの会を開催しているクロッキー会ミケランジェロへ行ってきました。

                いつもはヌードモデルや着衣モデルがポーズをとっているのを描くというのが多いのですが、今日はなんと音楽家の方が間近で生演奏をしてくれて、スケッチもできるコンサートということで、絵も描けて音楽も生で聴ける!と、とても楽しみにしておりました。

                前日の晩から画材などの準備をして、今日は朝8時に家を出て、電車で梅田まで行って開場の9:15頃に会場につきました。私が着いた頃にはすでに数名おり、さらに続々と人が入ってきてますますワクワクしてきました。

                そして10時に開演しました。この日の演奏者はヴァイオリニストの喜多ちひろさんとギタリストの増井一友さんでした。最初に自己紹介があって演奏が始まるとみんな一斉に描き始めていました。私も描き始めました。

                じっくり描く人、早く描く人いろいろいましたが、私はパステルで速写しました。動きがあるので、素早く対象の形をとらえて描きたかったからです。

                前半40分、休憩をはさんで後半40分の計80分ありましたが、前半と後半で演奏者の位置が変わったので、それにあわせて私も位置を変えました。黒一色で描いたり、ざっくり色をつけてみたりと、色々試してみました。ギターは動きが少なくて描きやすかったのですが、ヴァイオリンは弓が激しく動くし、身体も左右に動いていたので難しかったです。

                今回は何枚か描いた中から、ヴァイオリン3枚、ギター1枚をここに載せます。

                一生懸命描いていたから、あっという間に終わってしまいました。素晴らしい演奏も楽しめました。


                2012年第7回写生会

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                  blog20120408c
                  本日、2012年第7回写生会を開催いたしました。
                  本日は桜並木がきれいな賀茂川にて開催いたしました。

                  インターネットで桜の開花情報を調べるとつぼみとか咲き始めが多いけれど自宅の近所の桜はかなり咲いているし……いつ桜を描こうかと迷った末、今日描くことにして準備をし、朝9時頃のバスに乗って賀茂川方面へ向かいました。

                  賀茂川の賀茂大橋付近に着いて、少し歩いてみると全体としては3〜5分咲きという感じ……。もう少し咲いている木はないかと探したところ、葵橋付近にわりと咲いている桜並木があったのでそれを描くことにしました。既に木の下にはブルーシートが延々と敷かれ、花見をしている人が何人かいました。

                  今日は色々画材を持っていったので、まずは水彩で描いてみました(画像上)。
                  この日のために……というわけではないんですが、愛用の透明水彩にピンクがなかったのでピンクを用意したのが役に立ちました。枝をすいすいと描くのはやっぱり気持ちいいです。やわらかい感じに仕上げてみました。桜と橋を入れて右側に空を入れる構図にしてみましたが、空がちょっと空きすぎて物足りなくてどうしようと思っていたらちょうど鳥が飛んできたので、飛ぶ鳥を描き込んでみました。

                  1時間ほどで描けたので、次はパステルで描いてみました(画像中)。
                  水彩で描いたのとは構図を変えてみました。パステルは最近使い始めたのでなかなかきれいに描けず、木の下にいた人のあたりが汚れてしまいました。おまけに服の袖も汚れてしまいました。袖カバーが要るなあと思いました。

                  2枚も桜のある風景を描いたら、ちょうどお昼になったので、昼食をとった後近くの公衆トイレに向かったらちょうど可愛いピンクの花が群れをなして生えていたので、それも描きたいなあと思い、トイレを済ませた後その花を描きました。ヒメオドリコソウという花です(画像下)。
                  上の方の葉は茶色いけど下の方は緑色で、葉の間から小さなピンク色の花が顔をのぞかせていて……。よく見かける花ですが、描いていて改めて可愛い花だなあと思いました。桜もいいけど、小さな野の花もいいです。

                  ヒメオドリコソウを描き終わった頃にはますます花見客が増えたので、近くの画材店へ寄ったあとすぐにバスに乗り込んで帰宅しました。

                  いいお天気で、桜のある風景を2枚も描いて、さらに野の花も描いて、満足した1日でした。


                  芸術倶楽部亀甲堂+鶴丸帽子店 展示即売会のお知らせ

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                    私がいつもお世話になっております芸術倶楽部亀甲堂さんと鶴丸帽子店さんが展示即売会を行うことになり、私も出品いたしますのでお知らせいたします(DMできましたので画像を載せておきます)。

                    ★芸術倶楽部亀甲堂+鶴丸帽子店 展示即売会

                    期間:2012/4/25(水)〜4/29(日) 11:30〜20:00
                    会場:喫茶雨林舎 2階ギャラリー(京都市中京区西ノ京小倉町22-12、JR 嵯峨野線 / 地下鉄 東西線 二条駅 より徒歩 5分)
                    会場の喫茶雨林舎のホームページはこちら

                    参加作家&デザイナー

                    Mr.OKUDA
                    hatter KAZ
                    林あゆみ
                    林耕平
                    森川峰陵
                    矢田明子(←私です)

                    絵とか帽子とか、色々展示販売します。
                    たくさんの皆さんのご来場をお待ちしております。


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