本日、2012年第1回写生会を開催いたしましたので報告いたします。
今年初の写生会、小雨の降る中、京都府立植物園へ行ってきました。
まだ外で写生するには寒く、雨ということもあり温室へ入りました。
描いたのはビグソニア マグニフィヒカ(上の画像)と、リンコレリオカトレヤ パストラル(下の画像)です。
ビグソニア マグニフィヒカは今がちょうど見頃なのか、解説の看板が立っていました。
それによると、ビグソニア マグニフィヒカはノウゼンカズラ科の植物で、パナマからコロンビア、エクアドル、ベネズエラが原産のつる性植物です。非常に生育が旺盛で、高さ数メートルの灌木になることもあるそうです。筒状で先が5弁になった5cm弱の薄い紫色の花を、つるの先端に数花かたまって咲かせます。熱帯、亜熱帯地方では公園、庭園などに観賞用として栽培されているとのことです。
濃いピンクのような赤紫のような花が固まって咲いていて、可憐な花です。その可憐な雰囲気を出そうと、できるだけ丁寧に描きました。
リンコレリオカトレヤ パストラルは大輪の白い花を咲かせる洋ランで、白い花を浮き立たせるためにバックに紺色を塗ってみました。リンコレリオカトレヤ属はリンコレリア属とカトレヤ属を交配した人工属らしい……? カトレヤみたいに見えますが。ランは本当に色々種類がありますね。
温室は冬でも色々な花が咲いていて、様々な種類の洋ランや、ハイビスカスの仲間や、カメリア ハイドゥンというベトナム原産のツバキの仲間の花も咲いていました。
そして温室を出ると雨もあがったので園内を1周しました。ロウバイが見頃でした。それからツバキも一部咲いているのがありました。
久しぶりに植物園で絵が描けて嬉しかったです。
今年も10回くらいは写生会をやりたいです。