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    • 2015.01.01 Thursday
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    「第3回 クリスマスにギャラリーエデルへサンタがプレゼントを持ってき展!!」出品のお知らせ

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       「第3回 クリスマスにギャラリーエデルへサンタがプレゼントを持ってき展!!」というずいぶん長いタイトルの展覧会に出品することになりましたのでお知らせいたします。
      この展覧会はギャラリーやアートをもっと身近に感じてもらおうと年に2回企画されているサムホール展です。

      ★第3回 クリスマスにギャラリーエデルへサンタがプレゼントを持ってき展!!

      会期:2011年12月15日(木)〜2011年12月25日(日)11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
      ※12月17日(土)13:00よりミニパーティーあり

      会場:ギャラリーエデル
      〒665-0845 兵庫県宝塚市栄町1-6 花のみち2番館 2F
      TEL : 0797-91-2151
      ギャラリーエデルのホームページはこちら

      私は今回はいつものCGではなく、キャンバスにアクリル絵の具で描いた絵を出品します。
      クリスマスプレゼントにふさわしい絵に仕上がりました。
      額装もして特別価格(!)で展示販売いたします。
      皆様ぜひお越しくださいませ。


      2011年第18回写生会

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        blog20111120本日、2011年第18回写生会を開催いたしました。

        おそらく今年の屋外での写生会は今回で最後になりそうな冷え込みの中、向かったのは八瀬。描きたいのは紅葉で真っ赤に染まる風景です。自宅から市バスに乗って出町柳に出て、出町柳駅から叡山電車に乗って八瀬比叡山口駅で降りました。

        降りてみると一面紅葉とまではいきませんでしたが、紅葉と黄葉と緑が混じり合っている景色を見つけることができたのでそれを描くことにしました。本当は橋の上からの景色が迫力があったのですが、橋の幅が狭くて橋の上からは描くことができないので、川に降りて橋を入れる構図で描きました。

        画材は鉛筆と透明水彩です。透明水彩を使うのもなんとなく慣れてきたように思います。ラフに、たくさんの色を散りばめて描きました。

        描き終わったあと、近くの瑠璃光院という寺に行き、そのあとは八瀬比叡山口駅前の食堂で八瀬名物という「おらがそば」を食べて温まりました。山芋おろしと生玉子がのったそばでした。


        中西學展 眠らない水/2D works(芝田町画廊)

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          11/6に芝田町画廊にて「中西學展 眠らない水/2D works」を鑑賞しましたので感想を書きます。この展覧会は2011/11/15まで芝田町画廊で開催されます。いま内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。


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          大阪市立美術館で岸田劉生展を鑑賞したあと、梅田に移動して画材店へよって画材などを買っていたところ、ふと1枚のフライヤーが目に入った。そこにはなんともいえない美しい絵の図版が並んでいる。場所は芝田町画廊。地図を見ると茶屋町の近くのようで、画材店から徒歩数分の距離のようだったので寄ってみることにした。

          街の中の小さなビルの中にその画廊があった。中へ入ってみると様々な素材や技法を駆使した絵が並んでいた。テーマは宇宙の姿や自然現象とのこと。私も宇宙の姿を美しく描きたいと考えていたので食い入るように見ていった。

          連作である「Red Cosmos」「Green Cosmos」「Blue Cosmos」「Yellow Cosmos」はいずれもキャンバスにオイルインクを使用した作品で、天体に開けた窓から覗いた宇宙空間を浮遊するような世界や色彩のカオスを表現しているという。透明感と深みのある作品である。

          また「Nebula #11」などNebulaと名づけられた一連の作品はハッブル宇宙望遠鏡が捉えた宇宙の姿をモチーフにしているようで、真っ暗な宇宙空間に浮かび上がる不思議な形。後にオブジェ作品へと展開していくドローイングだったそうで、そのオブジェ作品も見たかった。

          そして「Luminous Flux 04」などLuminous Fluxと名づけられた一連の作品は、墨流しとマーブリングを融合させた技法で着色した和紙が幾重にも重ねられ、明るく深みがあり、カオスを感じさせる作品に仕上がっている。

          「Sun Jets 03」などSun Jetsと名づけられた一連の作品は、アクリル絵の具にメディウムを使って盛り上がった線が描かれ、太陽から流れ出す気流のようなものが描かれているようで動きが感じられる作品だった。

          これらの作品を見て私も宇宙や世界を描きたいと強く思ったのであった。


          岸田劉生展(大阪市立美術館)

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             11/6に大阪市立美術館にて岸田劉生展を鑑賞しましたので感想を書きます。この展覧会は2011/11/23まで大阪市立美術館で開催されます。いま内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。


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            岸田劉生といえば娘の麗子を描いた重要文化財の「麗子像」である。むかし教科書で見た「麗子像」は、顔があまりかわいくないなあ、などと感じていたものである。ただ肩掛けなどは細かく描かれていてすごいなと思っていた。
            今年は劉生の生誕120周年記念、そんな「麗子像」を含む麗子の肖像画を始め、風景画や肖像画、静物画の数々が一堂に会するというので、劉生の美意識を感じたく鑑賞することにした。

            展示はおおむね時系列になっていたが、麗子の肖像画は特別に<麗子の部屋>として一室に集めて展示してあった。

            初期は後期印象派的表現を試していたようで「外套着たる自画像」はさながらゴッホの絵を優しくした感じの絵であり、軽やかで明るい印象を受けた。また「B.L.の肖像(バーナード・リーチ像)」はその柔らかな色彩と筆づかいがセザンヌに似ているように感じた。

            その後、自画像を含めた肖像画が続々と現れた。知人友人の肖像を片っ端から描く様は「岸田の首狩り」と評判になったらしい。これらの肖像画を見ていると、写実を通してモデルの内面へ迫ろうとする姿勢が伝わってくる。

            やがて1913年末頃から後期印象派風表現から脱却しようとするかのように、ますます内面への探求を深めていく。このころの自画像は褐色系の色彩を主体とした写実的な表現であった。また「武者小路実篤像」はきりっとした顔立ちが人柄が伝わるようで印象に残る。さらに肖像画は続き、「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」になるとさらに迫真の表現であり顔がつやつやしている。このあたりの肖像画は北方ルネサンスの影響が見られる。

            劉生は風景画も描き続けていた。なかでも私は道を題材にした2作品「冬枯れの道路(原宿付近写生)」「道路と土手と塀(切通之写生)」が素晴らしいと思った(後者は重要文化財)。なにげない道が、荒涼たる、永遠と続く道のように感じられるからである。

            そして麗子像の数々。重要文化財の「麗子像」は実物を見ると、かわいいなあと思うようになってきた。それに単なる写実を超えた深い美がある。そして単なる肖像画を超えた聖なる雰囲気がある。

            ほかの麗子像も興味深いものが沢山あった。「麗子坐像」(1919.8.23)は苦しそうな顔。幼い麗子には肖像画のモデルになるのは苦痛であっただろうことがうかがえる。また「麗子坐像」(1921.11.1)は洋服をきた麗子像である。また「麗子裸像」は赤い裾除をつけて半裸になった麗子を描いたもので、まるで仏像のようで、東洋的な美への志向が読み取れる。さらに「二人麗子」「二人麗子図(童女飾髪図)」のように2人の麗子が描かれているのもあってなぜこんな絵を描いたのだろうと首をかしげてしまった。「寒山風麗子像」に至っては麗子が寒山拾得図みたいに描かれて、グロテスクだけれども遊び心があると思った(ただ麗子本人は嫌だったかもしれないが……)。

            ほかに劉生は静物画も重要なものと位置づけており作品を残している。「静物(湯呑と茶碗と林檎三つ)」はリズム感を感じさせる配置で、今にも転がりだしそうである。「林檎三個」は林檎を3個並べた単純な構図であるが金色に輝く林檎が存在感がある。

            1929年、劉生は最初で最後の海外旅行に出かけ、作品を制作したり個展を開いたりしたようである。この時の作品のひとつ「大連星ヶ浦風景」は広がりのある景色が美しく、ぽっかり浮かんだ雲が愛らしい、新しい展開を予感させる絵だった。しかし劉生は帰国後急逝したのである。

            総じてみると、やはり重文の2点の作品が図抜けて素晴らしかった。しかしそれ以外にも味わい深い作品が沢山あり、版画や素描、日本画、墨画、装丁デザインなど、多彩な才能を持っていたのだなと思った。そして、描くべき対象を真剣に見ることが必要なのだと思い知らされた。
            岸田劉生という画家の生き様を見たような、そして麗子に対する愛情の深さがひしひしと伝わってくるような展覧会だった。


            JUGEMテーマ:展覧会



            2011年第17回写生会

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              blog20111103a
              blog20111103b本日、2011年第17回写生会を開催いたしました。
              今回は京都府立植物園で花を描きました。

              この日は植物園は無料入園日であったため、朝9時半頃到着したのですが植物園の駐車場は既に9割くらい車で埋まっていて、園内に入ると人がいっぱいでした。この日は国民文化祭のイベントの大茶会「植物園大茶湯」が芝生広場などで開催されていて、イベントのボランティアの方々が忙しく動き回っていましたが、私はそれを横目に植物生態園の方へ向かいました。

              植物生態園はかなり花は少なくなっていましたが、アザミの花やいろんな野菊の花が咲いていて秋らしい雰囲気でした。人も少なめでした。そんな中でまずはホトトギスの花を描きました(画像上)。

              ホトトギスは地味ですが紫色の斑点が特徴的で、その特徴を出そうと描き始めましたが斑点がよく目立つため花の形がわかりにくくなってしまい、ボールペンで輪郭を強調してみました。画像では斑点が赤っぽくなってしまいましたが、実際は斑点は紫色です。

              ホトトギスを描き上げたあと、昼食をとり、再び植物生態園へ行ってもう1つ花を描こうと探していたら、シュウメイギクの赤紫の花が咲いていたのでそれを描くことにしました(画像下)。
              シュウメイギクはキクみたいな花の形をしていますがキク科ではなくキンポウゲ科です。アネモネと同じ仲間ですね。別名は貴船菊といって、京都の貴船にたくさん生えているからこんな別名がついているそうです。

              シュウメイギクは花びらに見えるものは花びらではなく、萼片が花弁状になったものだそうです。この花びらのようにみえる萼片はそれらしく描けたのですが、黄色い雄しべの集まりと中央の黄緑色の雌しべの集まりをもっと目立たせたかったです。

              スケッチを終えた後はバラ園や温室をまわりましたが、ますます人が多く大混雑していました。バラ園はほぼ満開で、絵を描いている人がたくさんいましたね。


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