昨日、2011年第15回写生会を開催いたしました。
昨日は思い切って遠くまで出かけて、京都府南丹市美山町へ行ってきました。
京都市内からJR嵯峨野線に乗って園部駅まで行き、そこからバスに乗って、途中で乗り換えてまたバスに乗っていきました。バスには5人くらい乗っていましたね。
「北」バス停で降りるとそこには国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された集落があります。通称「かやぶきの里」と呼んでいます。ここのかやぶきの家を中心とした風景を描きました。
かやぶきの里にはコスモスの花などが咲いていて、コスモスの花を絵に入れたいと思い、なおかつかやぶきの家も建物らしく描きたいと思ったので、どこから描こうかずいぶん迷いました。でも描き始めるとどんどん筆が進みました。画材は鉛筆と透明水彩です。
遠景・近景を自然に描き分けるのに苦労しました。でもなんとかコスモスの花も画面に入れられました。3時間かかって、描き終わった時にはお昼の時間でした。
この日は集落の近くの知井八幡神社の例祭があり、描いている途中で神輿が私の目の前を通過していきました。その他観光客や、写真撮影をする人でにぎわっていました。
スケッチを終え、近くの食堂に行くと人がいっぱいで6組くらい待ちました。ここは食事をするところが少ないのです。お腹がすいたのをなんとか我慢して待ち、美山のそば粉を使った手打ちそばを食べました。
昼食後は広い道沿いを、道に沿って流れている由良川の風景を楽しみながら歩きました。河川敷はススキ畑で、ススキがきらきら光ってきれいでした。40分ほど歩いて、美山町自然文化村へ行きました。自然文化村では、バラ風呂があるというので入ってみました。露天風呂にバラの入ったかごがたくさん浮かんでいて、いい香りがしました。その後はバラ園や、りんご園を散策したり、川のほとりで景色を眺めたり、喫茶スペースで美山牛乳を飲んでくつろいだりして、最終のバスで帰りました。帰りのバスは途中短い区間だけ1人乗ってきた以外はほとんど私1人だけでした。
片道1時間30分〜1時間45分くらいかかり、お出かけというよりは日帰り旅行という感じで、帰ってきたときはさすがに疲れましたが、豊かな自然の残る風景を存分に楽しむことができてよかったです。