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    • 2015.01.01 Thursday
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    シザンサス・スターパレード

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      blog20110529昨日久しぶりにCGの新作が出来ました。どこの公募にも出さない絵なのでここに載せます。これは3月に行った京都府立植物園の花の回廊展で見つけて、ちょっと変わった花だなあと思って写真に撮ってそれを見て描いたものです。シザンサス属はチリ原産だそうで、これはスターパレードという草丈の低い園芸品種だそうです。

      春の花なのですが、色々あって完成が遅くなってしまいました。スキャニングが上手くいかなくて表面にざらざらの模様ができてしまい、着色に手こずってしまいました。また平坦にならないようにと思ってグラデーションツールを使うなど手間がかかりました。

      2006年に「南北回帰線のあいだ」というタイトルの個展を開催しましたが、あのときは熱帯や亜熱帯の植物を描いて展示しました。そのために頻繁に植物園でスケッチしていました。熱帯や亜熱帯の植物は変わったものが多くて好きです。変わった形をしていたり鮮やかな色をしていたり変わった模様が入っていたりと、描くのが楽しいです。あの頃のことを思い出しながら描きました。


      梅雨入り

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        昨日近畿地方でも梅雨入りしたとのニュースがありました。平年より12日、昨年より18日早くて、1951年の統計開始以来2番目に早い梅雨入りとなったそうです。

        梅雨入りしたというのでデイケアのスタッフの方と梅雨の時期の生活について話していました。
        洗濯物がどうしても部屋干しになるから、ぱりっと乾かないとか、なんか臭いがついちゃうとか。あと布団は家を出ているときは雨が心配だから干すわけにいかないし、かといって休日にそうそう都合よく晴れてくれないし、梅雨の間は干さない、と言っていました。布団乾燥機があれば便利かもしれないけど、梅雨が明けたらまあいいかと思うんだそうです。

        私も引っ越してから日々の生活をきちっとしようと思っていますが、梅雨時の生活に関しては上に話した通りになりそうです。まあ休日に晴れた日をねらって少しでも布団を干したいとは思っていますが……。

        これを書いている現在は雨は降っていませんが、どんよりと曇って今にも雨が降り出しそうな雰囲気です。

        梅雨時の花といえば、アジサイを思い浮かべます。私は中でもシチダンカという1つ1つの花が星のような形をしたアジサイが好きです。もうずっと昔の話になるけど、神戸市立森林植物園のアジサイは数も種類も多くてきれいだった記憶があります。ただ雨の中のスケッチは難しいですね。


        2011年第7回写生会

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          blog20110522
          本日は2011年第7回写生会でした。
          今回は趣向を変えて、着衣女性のモデルを描きました。
          大阪で主にクロッキー会を開催している「クロッキー会ミケランジェロ」というところへ行って描きました。

          日曜の午前中、天気がよくないこともあってか参加者は少なめでしたが、鉛筆、水彩、パステルなど好きな画材で途中休憩をはさみながら2時間じっくり描いていました。

          私は透明水彩で描きましたが、みなが大きな紙やスケッチブックに描いていたので私ももっと大きな紙に描けばよかったなと思いました。なんだか弱々しい絵になってしまいました。色ももっとメリハリをつけて塗れるようになりたいと思います。
          (画像をクリックすると大きな画像が見られます)

          描いた後にみんなで絵を見せ合いっこしました。みんな迫力があってとにかく上手かったです。勉強になりました。あんなふうに描けるといいのになと思いました。

          また行きたいのですが大阪の会場まで出るのが結構時間がかかってしんどかったです。
          今度はヌードクロッキーに参加したいです。


          絵手紙を描いてみた

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            blog20110507病院のデイケアで週1回絵手紙教室に参加していて、花やら果物やら野菜やら描いています。今回は自宅でもやってみようというわけでうちの近所のマンションの周囲に植えられていたヒラドツツジの花を描いてみました。

            絵手紙教室では絵の具は顔彩と墨汁、はがきは画仙紙を使うのですが、今回は絵の具は透明水彩と色鉛筆と墨汁、はがきは家にたまたまあったミューズタッチ紙を使いました。

            画仙紙とちがって紙に墨汁がにじまないので描き味がかなり違ってとまどいました。あと
            透明水彩もあまり使っていないので鮮やかなツツジの色がうまく出せませんでした。
            おしべとめしべは赤の色鉛筆で描いたけど、あとからみたら墨で描いた方がよかったかなあと思いました。

            それなりに形になったのではがきの下半分に文章を書き、はんこを押しました。
            はんこは消しゴムにカッターナイフで彫ったのでこれまた下手くそに。彫刻刀があればもっと彫りやすく上手く彫れたんじゃないかと思います。

            下手ですが、このブログで絵手紙を皆さんに一斉送信します。


            「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」(国立国際美術館)

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               5/4に国立国際美術館にて「風穴 もうひとつのコンセプチュアリズム、アジアから」を鑑賞しました。この展覧会は2011/6/5まで国立国際美術館にて開催されます。
              いま詳しい内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。



              ――――――――――――




              この展覧会のフライヤーをもらった時、そこには

              「『コンセプチュアリズム』は、芸術を狭い意味に閉じこめるのではなく、枠組みを解体することで新しい風を呼び込み、無限の可能性を見せてくれるものです。」

              と書いてあった。これを読んで少しわくわくした反面、難しくて理解できないかもと心配になった。現代美術には難解なものも多いからだ。が、結局わくわくする気分に背中を押されて観に行くことにした。

              そして実際この展覧会を観て感じたことは「現代美術、またはここでいうコンセプチュアリズムとは、日常とのつながりが結構ある」んじゃないかということである。今回は9組の作家の作品が展示されていたが、そのうち私なりに「日常とのつながり」と感じた作品について感想を書こうと思う。

              ヤン・ヘギュの6点組の彫刻は、衣類ハンガーや雑誌スタンドにに日用品をごちゃごちゃとぶら下げている。これらはヤンがソウルで買い集めたものだという。これだけだとごちゃごちゃしていてきれいとは言い難いが、電球で照らすことによって幻想的な美しさが生じている。また、街のにぎやかさも伝わってくる作品である。

              立花文穂は印刷物のデザインも手がけており(この展覧会のフライヤーや図録も彼のデザインによるものらしい)、それだけに文字や紙や印刷や本をテーマにした作品を創っているのはまさに日常の延長と言えよう。ブースいっぱいに印刷による作品や切手の作品、紙の束のオブジェで展開された様子は立花文穂ワールドとも言えるものだった。

              島袋道浩の柿とトマトをならべた写真や輪ゴムを散らした作品は日常にあるものに新しい意味や価値を見出そうとしている。また「Born as a Box」では片隅に置かれたダンボール箱が挨拶をしてしゃべりだす。私には新しい関係を創り出そうとする積極的な意志が感じられた。ちなみに彼は阪神・淡路大震災の後、壊れた友人の家の屋根に「人間性回復のチャンス」という看板を掲げた。16年前は現場にいて、今回(の東日本大震災)は遠くにいて何ができるかということが試されていると彼はいう。結局は彼の言う通り自分のできること、自分がやらなくてはやらないことを考えてやるしかないのだと私も思う。

              プレイにとって美術という制度の外へ出ることは実際に屋外へ出ることだった。山へ登って塔を組み、導雷針をつけて落雷を待ったり、「現代美術の流れ」と称してイカダで川を下ったり。それは牧歌的で非日常的であるといえるかもしれないが、これらの「行為」が行われているところが都市に隣接した自然環境の中であり、その意味では日常からそう遠く離れずに活動をしてきたともいえる。

              ディン・Q・レーの丸いタイヤと真っ直ぐなネオンによる作品は、実は「バイク修理します」のサインだという。日常がそのまま現代美術となって美術館へ入り込んだかのようだ。
              ほかにも自転車やバケツといった身近なものを使ったオブジェを見ていると、この人にとって現代美術は暮らしの中にあるのだと思った。

              そしてアラヤー・ラートチャムルーンスックの西洋のいわゆる名画の複製をタイの村人たちが見ている映像作品。村人たちはミレーの≪落穂拾い≫を前にして「私らみたいに除草剤使わないから草ボーボーね」ファン・ゴッホの≪昼寝≫を前にして「あれは帽子ね 帽子 だらしなく寝ているわね」などと言いたい放題延々としゃべっているのが可笑しい。まるで井戸端会議である。美術を鑑賞するという行為について考えさせられると同時に、西洋だから、名画だからと無条件に有難がることへの批評ともなっていて、個人的にはこれが一番面白かった。


              今回の展覧会では各作家の紹介文が書かれた大きな案内図が会場で配られていたため、それがかなり理解の助けになったことも記しておく。



              JUGEMテーマ:展覧会
               


              2011年第6回写生会

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                blog20110501a
                blog20110501b
                blog20110501c昨日2011年第6回写生会を開催いたしました。

                本当は昨日の予定ではなかったのですが、一昨日に乙訓寺という京都ではボタンの寺として知られているお寺へ行ったところ、咲いていたボタンの花の美しさに目を奪われました。
                ただ、乙訓寺の境内は(多分ボタンが咲く期間中でしょうが)写生禁止となっていました。
                それでどうしてもボタンが描きたくなって昨日改めて京都府立植物園へ行きました。

                ボタンを見つけて描いていると通りがかった人が「ボタンとシャクヤクはどう違うの?」ときいてきました。私もよくわからなかったので、たまたまそこを通りかかった植物園の職員の方に尋ねたところ、ボタンは木肌が残って木の姿で冬を越し、シャクヤクは草で、冬には地上の部分が枯れて根が残るなどと教えてくれ、私が描いているのは寒ボタンで、冬にも花が咲くように品種改良したもので春と冬の2回花が咲くとのことでした。そして、最後に
                「ボタンをさらに品種改良すると何になると思いますか? ファスナーになるんですよ!」
                と言って去っていかれました。見事な(?)オチをありがとうございます(笑)。

                植物園のボタンは私が描いていた寒ボタンは盛りを過ぎ、これから春ボタンが咲き始めるとのことでした。どうりで少し花が散りかけているのが多く、乙訓寺の方がきれいだったなあと思いました。そんな中でも比較的きれいに咲いている花を描きましたが、花びらが多く重なっていて難しかったです(画像上)。

                あとの二つはムベ(画像中)とヒメフウロ(画像下)です。ムベはご存じアケビの仲間です。ヒメフウロは径1.5cmぐらいの小さな花をつけていて可愛らしい花なのですが、写生だとなかなか可愛らしさが表現しづらいですね。

                2日続けてのお出かけでさすがにどっと疲れました。


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