スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    • 2015.01.01 Thursday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ハクモクレン

    0
      blog20110329今年もハクモクレンの花が咲き始めました。私はこの花が大好きです。白くてふんわりしてて綿菓子みたいで、見ていてほんわか気分になれます。

      このハクモクレンは引っ越す前までは自宅から最寄りのバス停までの通りすがりに生えていて毎日見ることができていたのだけど、引っ越してからは少し距離が遠くなり、わざわざ見に行かなければならなくなりました。

      この冬の寒さの影響か、昨年に比べると1週間あまり咲くのが遅いです。今年も咲いているのが見られてよかったです。運がよかったのでしょうか。

      いつまでも、春になったらハクモクレンの花を見ていたいです。


      パウル・クレー展―おわらないアトリエ(京都国立近代美術館)

      0
         本日京都国立近代美術館にて「パウル・クレー展―おわらないアトリエ」を鑑賞しました。この展覧会は2011/5/15まで京都国立近代美術館にて開催された後、東京国立近代美術館で2011/5/31から7/31まで開催されます。
        いま詳しい内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。

        ――――――――――――

        パウル・クレー(1879-1940)はバウハウスでも教えていたスイス生まれの画家で、これまでにも度々日本で展覧会が開かれてきたが、今回はクレーの作品がどのように作られてきたか、その特徴的な制作プロセスに焦点を当てた展覧会であった。

        会場へ入るとまず自画像が数点並べられていた。そして「ミスター・ソール」という名の絵には裏に自画像が描かれているのだがこれが額を立てたような展示台で表と裏を見られるようになっていた。表と裏に描かれた作品はこの後まとめて出てくる。

        そして展覧会は6つの章に分かれた構成となっていた。

        まず「現在/進行形―アトリエの中の作品たち」の章ではクレーのアトリエの写真と、作品の展示。クレーはミュンヘン、ヴァイマール、デッサウ、デュッセルドルフ、ベルンと生涯に5つの街にアトリエを構えるが、それぞれのアトリエと作品の制作年を一致させて展示させているのかと思ったらそうでもなくてこの章の意図がいまいちわかりにくいものになっていた。作品は色とりどりの四角形で埋められた「花ひらいて」が、揺れる花のように見えて目をひいた。この絵の裏にも違った作風の絵が描かれている。また「山への衝動」の太く力強い線も印象に残った。

        次に「プロセス1:写して/塗って/写して|油彩転写の作品」は、クレーが独自に編み出した技法による作品を展示していた。素描を黒い油絵具を塗った紙の上に置き、描線を針でなぞって転写するという方法である。「船の凶星」は船をモチーフにした独特の世界が感じられ、素描だけでも見るに堪えるが、転写→着色すると線がくっきり出て一層よい。着色もいい色が出ていた。「バルトロ:復讐だ、おお!復讐だ!」もくっきりした線が面白く、足の赤色が効いていた。また「蛾の踊り」は青いグラデーションの着色が効いていて神秘的であった。

        続いて「プロセス2:切って/回して/貼って|切断・再構成の作品」では、とりあえず描いた絵を切断し、配置を変えて再構成した作品を展示していた。「〈卵のある〉」は切ってつないだことによる空間の微妙なずれが面白い。また「E 附近の風景(バイエルンにて)」は切断された2枚の間にもとの絵にも使われている色があることによって違和感なくつながっている。

        「プロセス3:切って/分けて/貼って|切断・分離の作品」では切断した一部分を作品として採用したり、複数の作品に分けた作品を展示していた。この章では作品のそばに切断前の図版も添付してあった。「カイルアンの眺め」「カイルアン、門の前で」は元の絵を上下に切断した2作品だが透明感があって美しい。「飛行機の絵の素描」は切られた上側を展示し、図版で上下をつなげて見せていたが、私は下側の方がにぎやかで好きだ。「緑の教会の塔のある都市計画」はレンガが縦横無尽に広がっているのが面白い。
        「マネキン」「なおしている」は切り離したことによって単純で太い線としっかり塗られた色がより生き生きとしてみえる、分離の効果があらわれている作品だと思った。

        「プロセス4:おもて/うら/おもて|両面作品」では作品の裏に何かが記されていたり描かれていたりする作品を展示していた。例えば鮮やかな色面で構成された「都市的構造」は裏に週刊誌の広告が貼ってあり、点描を主体とした「調整された豊穣」は裏にはもう少し大きな四角形の点描の絵が描かれている。また「子供の肖像」のように裏にも子供が描かれているのもあって、クレーの両面作品は表と裏で意味の上で関連づけられているように思える。
        つまり表裏一体で1つの作品にもなっていると言えよう。

        そして最終章「過去/進行形―“特別クラス”の作品たち」はクレーが“特別クラス(Sonderklasse)”と名づけたカテゴリーに入れた作品群で、クレーが模範的作品と考えて手元に遺した作品群である。この中では題の通り不思議な植物が生える世界に目を奪われる「幻想的なフローラ」、人や鳥などが生き生きと描かれた「山のカーニバル」、これまたタイトルにふさわしい直線的なフォルムと茶色の渋い色彩の「結晶化」、曲線的な描写に赤と緑の対比が印象に残る「双生の場」が私は好きである。

        クレーの作品は、朗らかな歌が聞こえてきそうなもの、重厚な雰囲気のもの、静寂を感じさせるものなど、多種多様である。これらの作品をクレーはリスト化し、そのリストには題名だけでなく詳細な制作方法も記したという。クレーにとっては制作過程そのものが大事であり、そして絵をどう扱うかが大事であり、それらはみな新たな創作へとつなげ続けるためになされたのだろうと想像する。

        JUGEMテーマ:展覧会
         


        引っ越し後初めて川で遊ぶ

        0
           昨日は引っ越し後初めて川へ行きました。バスで鴨川の賀茂大橋の近くまで行って、まずは賀茂大橋 - 荒神橋 - 丸太町橋と鴨川沿いに南へ歩きました。昨日はよく晴れて暖かかったので、歩いているうちに暑くなってきて上着を脱いで歩きました。丸太町橋に着くといったん引き返しました。

          賀茂大橋へ戻った後今度は北方向へ歩き出しました。鴨川は賀茂大橋で賀茂川と高野川の2つに分かれるのですが、高野川沿いに河合橋 - 御蔭橋まで歩きました。そしてまた賀茂大橋に戻りました。

          いかにも春の陽気といった感じの鴨川で、歩いている途中お弁当を食べている人、自転車に乗っている人、楽器を鳴らしている人、芝生に寝転がっている人、そして私と同じように歩いている人に出くわしました。

          それから、サギやカモといった鳥にたくさん出会えたのがうれしかったです。川の流れる音を聞き、鳥や花を眺めていると心が洗われます。

          歩いたあとは夕方まで私も芝生に寝転がって日なたぼっこしていました。とても気持ちよくて眠りそうになりました。


          2011年第2回写生会

          0
            blog20110312昨日の地震で東日本の広い範囲にわたって大きな被害が出た模様です。この地震で亡くなられた方々へお悔やみ申し上げ、負傷者、被災者の方々にお見舞い申し上げます。また、救出や復興に尽力している人達が無事であることを祈ります。

            私の住む京都でも震度2か震度3ぐらい揺れたらしいのですが何も感じませんでした。鈍いんかなあ。しかしやっぱり日本は地震大国だし、明日はわが身かも、と思いました。


            さて本題です。本日、2011年第2回写生会を開催しました。今日は私の家の近くにある長い商店街に隣接している公園の風景を描きました。先日買い物ついでに立ち寄ったときに菜の花がいっぱい咲いているのを見て、きれいだな〜描きたいな〜と思い、今日あらためて行って描きました。画材はクレパスです。

            描いていると近くのベンチに座っている女性2人が地震のことについてあれこれしゃべっていました。やっぱり気になりますよね。

            せめて心の癒しとなれば。


            花の回廊

            0
              blog20110306京都府立植物園で3/21まで『花の回廊−第6回早春の草花展−』という展示をやっていたので今日見に行きました。北山門広場の細長い温室みたいな特設会場の中は花でいっぱい、本当に華やかでした。ヒヤシンス、チューリップ、プリムラ・ポリアンサ、デージー、アネモネ、ラナンキュラス、ストック、パンジー、ペチュニア、マーガレット等々……花の好きな人ならおなじみの園芸品種が中心でしたが中にはちょっと変わった花もありました。今日は曇り空でやや寒かったのですが家族連れなどで会場内は大賑わいでした。

              また、園内の梅林がほぼ満開でした。あいにく今日はスケッチの道具を持っていかなかったので描けませんでしたが。持っていけばよかったとちょっぴり後悔しました。寒い中写生している人が2人いましたね。

              ともかく気分は春らんまんでした。

              おまけに。園内の植物生態園ではフクジュソウの花が咲いていました。めでたい(笑)。あとバイカオウレンという花も咲いていたこともメモしておきます。

              ※リンクのつけ方を変えたので携帯電話からも拡大写真がみられるかと思います。
              コメント欄が出てくるかと思いますがそちらにはコメントしないでください。コメントはブログの方にしてください。お願いいたします。


              ご無沙汰しておりました。

              0
                 ご無沙汰しておりました。

                2月26日に引っ越しをしました。それから役所などであれこれ手続きをして、ようやく今日この記事を書いています。

                新しい住まいは室内に段差があったり、ベランダに給湯器があるためお湯が出るのに時間がかかったり、夜間はマンションの正面玄関が閉鎖されるなど使い勝手がいまいちなところがあります。また最寄りのスーパーが小さくなったり、近くを通るバスの本数が以前より少なくなったりと若干不便になりました。でもなんとかして新しい生活に慣れたいと思います。まだ現時点では落ち着かないですが。早く落ち着きたいです。


                PR
                calendar
                  12345
                6789101112
                13141516171819
                20212223242526
                2728293031  
                << March 2011 >>
                矢田明子の絵画
                selected entries
                categories
                archives
                recent comment
                recent trackback
                recommend
                links
                profile
                search this site.
                others
                mobile
                qrcode
                powered
                無料ブログ作成サービス JUGEM
                JUGEMのブログカスタマイズ講座