明日2/3は節分です。今年も自宅近くにある壬生寺で節分会が始まりました。正午少し前に自宅を出ると、四条通を超えたあたりから屋台が並んで、既に人でいっぱいでした。屋台は壬生寺の境内にまで並んでおり、私は境内の屋台で好物の焼とうもろこしを買って食べて、壬生狂言を見ようと並ぶと既に私の前にはびっしりと人が並んでいました。
上の画像は壬生寺の門前の様子です。
壬生寺でどうしてこのように大がかりな節分の行事が行われているのかというと、壬生寺は御所から向かって裏鬼門(南西)にあるので、鬼門を封じるためだそうです(裏鬼門とは悪鬼が出入りする裏口といわれる)。ちなみに表鬼門にあるのは吉田神社で、こちらも節分には盛大な節分祭が行われ、期間中は壬生寺と吉田神社を結ぶ臨時の市バスが運行されるくらい有名であります。
そして壬生寺節分会のイベントのひとつに、重要無形民俗文化財である壬生狂言の「節分」が一般公開されます。これは参詣者の本年の厄を払い福がもたらされることを祈願し行われるものです。私はもう十数年前に一度見たことがあるのですがすっかり忘れてしまったし、福が来るといいなと思い見ることにしたのです。
行列は多かったですが、なんとか初回上演を(立ち見でしたが)観ることができました。無言劇なので、動作が面白く、楽しめました。
そのあと信者の皆さんから奉納された多数の護摩木を焚いているところも見ました。すごい煙があがって、やがて炎も出てものすごかったです。
お祭りを堪能して壬生寺を後にしました。
歩いていけるところでお祭りがあり、にぎわっていると何となくわくわくするので、明日の節分当日も少しだけ壬生寺へ行くかもしれません。
下の画像は節分がテーマの絵手紙です。ここをご覧の皆様に福が来ることを願って絵手紙を書いてみました。今回は輪郭をサインペンで描いたので少し硬い感じもしますが細かい部分が描けました。